KOSEN水素フォーラム2024 in KURUMEを開催しました

令和6年11月1日(金)と2日(土)の2日間、久留米シティプラザにて久留米高専が担当校として「KOSEN水素フォーラム2024 in KURUME」を開催されました。

本フォーラムは国立高専機構Gear5.0エネルギー・環境分野ユニットが主催し、水素エネルギーを通してカーボンニュートラル社会を支える地域社会創出と人材育成を目指し、水素エネルギーに対する理解を広く得ることを目的に開催されたものです。

 

初日は、高専機構 谷口功理事長と本校 松村晶校長による開会挨拶から始まり、来賓の九州経済産業局資源エネルギー環境部長 太田保光氏および福岡県商工部長 見雪和之氏より挨拶を賜りました。次に佐世保高専 西口廣志准教授(GEAR5.0ユニットリーダー)より高専GEAR5.0エネルギー・環境分野の取組みと地方課題の事例紹介と福岡県商工部自動車水素産業振興課長 中野信哉氏による福岡県水素グリーン成長戦略についての講演が行われ、その後、(国研)物質・材料研究機構NIMSフェロー 津崎兼彰氏による「鉄鋼は育ちと環境で強さが変わる:水素利活用に向けて」、JFEスチール株式会社研究技監 長滝康伸氏による「製鉄業におけるカーボンニュートラルに向けた取り組みと水素利活用」という題目で2つの基調講演が行われました。

最後に行われた企業・学生ポスターセッションでは、72枚のポスター展示があり、多くの高専生や高専関係者と企業の方々が自由に意見交換を行われ、未来の可能性を探る貴重な交流の場となりました。11月1日は計195名の参加がありました。

 

2日目は、小中学生が楽しめるプログラムを中心とし、佐世保高専 西口廣志准教授による「やさしい水素のお話」やGENKI LABO市岡元気先生によるサイエンスライブが行われ、最後に本校材料システム工学科の佐々木大輔准教授より「高専と高専祭のお話」があり閉会となりました。11月2日も計198名の参加があり、2日間を通じて約400名の方にご参加いただき、本フォーラムは盛会のうちに終了となりました。

 

KOSEN水素フォーラム2024 in KURUMEでは多くの学びと交流、発見、そして児童・生徒と保護者の笑顔がありました。参加者の皆様、ご協力頂いた皆様に深く感謝申し上げるとともに、国立高専機構Gear5.0エネルギー・環境分野ユニットは今後も本フォーラムをきっかけとした連携を通して日本の工学と工業、高専の発展に向け、活動を続けて参ります。

 

谷口 功 高等専門学校機構理事長

 

松村 晶 校長

 

太田 保光 九州経済産業局資源エネルギー環境部長

 

見雪 和之 福岡県商工部長

 

西口 廣志 佐世保高専准教授

 

中野 信哉 福岡県商工部

自動車水素産業振興課長

 

基調講演を行う津崎 兼彰 物質・材料研究機構 フェ

 

ローと長滝 康伸 JFEスチール株式会社 研究技監

 

会場の様子

 

ポスターセッションの様子

 

サイエンスライブの様子①

 

サイエンスライブの様子②

 

 

佐々木准教授による閉会の挨拶

 

 

〒830-8555 久留米市小森野1−1−1

久留米工業高等専門学校 材料システム工学科

Gear5.0(KOSEN水素フォーラム2024 in KURUME事務窓口)

大笹・田中 0942-35-9470・9361