日: 2024年10月11日
第20回 全国室内飛行ロボットコンテストとMaker Faire Tokyo 2024に出場・参加しました。
飛行ロボットの製作活動をしている鳥部が,毎年参加している日本航空宇宙学会主催の第20回 全国飛行ロボットコンテストが,9月21-23日に東京都大田区にある日本工学院アリーナにて開催されました。 また,ちょうどこの期間内の9月21・22日に,東京ビッグサイトでモノづくりの祭典 Maker Faire Tokyo 2024が開催され,機械工学科の学生1名が参加していて,鳥部と一緒の旅程で同行しました。 まず,飛行ロボコンですが,今回も前回同様,1年生〜5年生までの計16名で4チームが参加しました(機械6名,電気電子3名,制御情報3名,材料システム4名)。今年は新たにビギナー部門が設けられ,一般部門2チーム,マルチコプター部門1チーム,ビギナー部門1チームで臨みました。 これまで,5年生の参加はほとんどなかったのですが,前回,決勝進出を逃した悔しさから,再挑戦することにしたようです。この5年生は元部長を含む機械工学科の学生3名で,次回への経験も兼ねて同じチームに唯一参加の1年生(機械)を加えたメンバーで臨んでいました。彼らは最後の大会で悔いの無いよう,自分たちが作りたい機体を作ろうと零戦のほぼ完全な縮小モデルを製作していました。ほぼ完全な・・・は,車輪の格納機能まで作る予定でしたが,重量制限などの理由で直前で諦めなくてはならなかったようです。 そのほか,3,2年生にも機械の学生が各1名参加していて,それぞれ一般部門,ビギナー部門で挑戦しました。一般部門チームは,前回飛べなかった課題クリアを目標に,カモメの翼を参考にしたガルウィング機,ビギナー部門チームは,大会経験を目的にして,比較的浮上しやすい複葉機を製作していました。マルチコプター部門は,残念ながら動画審査で本戦出場は叶いませんでしたが,他大学チームとの共同参加が認められ,ギリギリまで機体の製作・調整を続けていました。 ・各チームの準備と審査の様子 (一般×2,ビギナー,マルチ) |
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第1日目,福岡空港からの移動,到着後,会場入りで各チーム,機体審査のための機体製作というスケジュール。ただし,初っ端の福岡空港で,機体に使われる発泡スチロール用接着剤が可燃性のある成分を含むという理由で持ち込めず。さらに,機体審査は,会場設営等のボランティアに参加のチームが優先になっていて,この審査の順番待ちにすごく時間が掛かり,遠方参加のチームの厳しさを感じました。そんな中でも,彼らは仲のいい他大学のチームから接着剤を借りるなど,たくましく活動していました。 第2日目は予選。リベンジを掛けた一般部門の5年生チームは,見事予選通過。残り2チームは,残念ながら予選通過はなりませんでしたが,ぞれぞれ製作した機体は飛行し,次回に繋がる経験にはなったようです。 第3日目の決勝では,5年生チームは,製作した機体でできる全てのミッションをこなし,零戦らしい高速の見事な飛行を披露していました。ただし,他大学はさらに多くのミッションを達成してより高い点数の機体が多く,結果は第6位となりました。機体の性質上,操縦者の腕が頼りの機体でしたが,それをしっかりこなし,順位は少し残念でしたが,彼らは充分満足だったようです。 共同参加のマルチコプターチームは,同日出場予定でしたが,相手チームの不具合で参加は叶わず,ほろ苦い大会になりました。
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もう一つのMaker Faire Tokyo 2024,参加した機械工学科の学生は,実は前回 飛行ロボットに参加した学生でもあります。彼は,鳥部の活動と並行して個人的にモノづくり活動をやっていて,4月に京都で開催されたメイカーフェアにも参加した学生(機械工学科 5年 秋丸君)です。
・プレゼンテーション,ブースでの作品紹介の様子 |
令和6年度前期「ベストティーチャー賞」表彰式を挙行しました
令和6年10月8日(火)、令和6年度前期久留米工業高等専門学校ベストティーチャー賞表彰式を執り行いました。
「ベストティーチャー賞」は、久留米工業高等専門学校表彰委員会規則に基づき、講義、演習、実験・実習等の授業において、特に教育効果を高めた者を表彰するものです。教員相互の授業参観の状況と、学生による授業評価アンケートの結果により、受賞者2名が決定いたしました。
表彰式では、表彰状授与後に松村校長から祝辞があり、受賞者からは謝辞に加え、前期の授業で工夫した点、今後の抱負などが語られました。
【被表彰者(2名)】
生物応用化学科 准教授 渡邊 勝宏
一般科目(文科系) 助教 大家 慎也
<本件担当>
総務課人事・労務係
電話:0942-35-9305
久留米大学・久留米高専交流会を実施しました。
去る9月26日(木)、久留米大学において久留米大学と久留米高専の交流会が開催され、双方の教職員および学生67名が参加しました。
交流会では、第一部に学校紹介、第二部には久留米大学および本校教員により、現在行われている画像処理を活用した医工連携の研究についての話やロボットに関する機械工学の技術、電子顕微鏡を介した共同研究、地域におけるベンチャー教育等を題材とした講演が行われました。各講演後の質疑応答では講演内容の技術がどのようにして活用できるか、また今後どのような内容で医工連携が図れるか等、活発な質問が行われました。
第三部で行われたオープンディスカッションでは講演のテーマに対し様々な意見が上がり、その後行われた懇親会でも双方の各教員間で研究内容についての活発な話し合いが行われ、盛況のうちに閉会となりました。
<本件担当>
久留米高専総務課研究推進係
0942-35-9347
【遠方からの入学希望者向け】令和7年度新入生向け自立応援入学支援金制度について
自立応援入学支援金(以下、「支援金」という)は、ジー・オー・ピー株式会社による寄附金を財源に、強固な意志をもって、地元や親元を遠く離れ、高専生活を通じ、見知らぬ土地で新たな知見を得ようと夢や期待を膨らませている皆さんが、経済的理由により久留米高専に通うことを諦めることのないように入学料相当額を給付し、応援する制度です。
ご希望の場合は以下及び申請要項をご確認いただき、期間内に申請ください。(本件は入試情報ページにも掲載しています。)
◎申請資格
支援金に申請できるのは次のすべてに該当する受験生です。
①令和7年1月18日に実施する、推薦による入学選抜試験を受験する者、又は、令和7年2月9日に実施する、学力検査による入学選抜試験を受験するもの
②入学年度の前年度又は前々年度に中学校又はそれと同等の教育機関を卒業している者
③入寮を希望する者(入寮を約束するものではありません)
④次に掲げる条件のいずれか一つ以上を満たす者
ア,学校から日本国内における自宅又は親戚宅等(以下「自宅」という。)までの最も合理的な経路が,公共交通機関を利用して3時間以上を要する者
イ,学校から自宅までの最も合理的な経路が,新幹線又は航空機を利用する必要がある者(新幹線の場合、連続した100キロメートル以上の区間の乗車が必要です。)
ウ,保護者が海外在住であり,かつ,保護者以外の親戚等が国内に全くいない者
エ,その他,校長がアからウまでに準じると認めた者
※ア及びイの申請における「最も合理的な経路」や所要時間は、国立高等専門学校機構が定める旅費規則に準じ判断します。
※ア及びイにおける「自宅」とは、皆さんが恒常的に居住している場所を指します。
※ア~ウで申請を行う場合、申請時に、入学後もその状況が継続することが見込まれることが条件です。
※エで申請を行う場合には、事前に学校までご相談ください。
◎給付額
84,600円
◎給付人数
3人
※推薦による入学者選抜試験に合格した者から選考し、給付人数の3人に達していない場合は、学力検査による入学選抜試験合格者から選考する。
◎申請方法
以下のリンクより、必要項目を入力して申請してください。
なお、申請項目の最後に、作文の入力欄を設けています。テーマは「私が家を離れ高専に入学し、
頑張ろうとしている理由及び入学後の意気込み(400字以上)」です。
≪https://forms.office.com/r/M2q4HhjRTc≫
※受験番号が発行されないと申請できません。
◎申請期間
推薦による入学選抜試験、学力検査による入学選抜試験共に出願書類受付期限まで
◎決定方法
申請及び作文の内容を確認し、給付するに足ると認定した者のうち、入学選抜試験の成績順に決定します。
◎結果通知
合格発表後7日以内を目安に、申請者(試験合格者のみ)全員に対し、書面で結果通知します。
◎給付方法・時期
給付は入学後5月~6月頃を予定しています。
詳細については、入学後にお知らせします。
◎留意事項
・給付に至った場合には、自立した高専生として周り以上に活躍することを期待します。その確認のため、2年生進級後、1年間の振り返りの報告をしていただきます。報告していただく内容などの詳細は別途通知します。
・支援金は併給可の給付型奨学金(返還を要しない奨学金のこと)として給付します。他に奨学金等の申請を検討している、もしくは受給を予定/決定している場合、その奨学金等が併給を認めているかどうか確認した上で、申請してください。
・本制度は入学料を免除する制度ではありません。給付対象者になったとしても学校が定める期日までに入学料は納付してください。これとは別に入学料免除や徴収猶予を希望する場合には、別にお知らせする方法によって申請してください。
・以下に該当した場合、支援金の取消及び返納を求めます。
①申請内容に虚偽があった場合
②入学料の未納により,除籍となった場合
③その他,卒業や退学までの間に校長が支援金の支給を取り消すに足る事由(入学後の素行不良や成績不良含む)があると判断した場合
令和6年度ハラスメント防止研修を実施しました
令和6年9月13日(金)、令和6年度ハラスメント防止研修を実施しました。
九州大学ハラスメント対策相談室から島田 乃梨子氏をお招きし、『ハラスメント防止のための基礎知識』と題したご講演をいただきました。
演題のとおり、ハラスメントに係る基本的な事項(ハラスメントの定義や防止するために心がけること、起こってしまった場合の対応)について、具体例を交えながら、大変分かりやすく説明いただきました。
多くの教職員が参加し、有意義な研修となりました。
<本件担当>
総務課人事・労務係
電話:0942-35-9305