去る令和6年8月9日(金)に久留米高専において、中学生向け公開講座「金属アクセサリーを作製しよう!」を開催しました。
開催に先立ち、材料システム工学科長の挨拶の後、ティーチング・アシスタント(TA)の学生から今回の実験の流れについて説明が行われました。実験では、まず受講生が作りたい金属アクセサリーの形を紙に描き、工作用の陶土粘土を用いて、直づけしたり、型抜きしたりして造形化する練習をしました。その後、実際に銀粘土を使って造形し、乾燥、焼成を行いました。焼成前の粘土は時間が経つと乾いて崩れやすくなるので、TA学生や教職員からの指導やサポートを適宜受けながら、造形作業に一生懸命取り組む受講生の姿が印象的でした。仕上げ工程では、焼成された金属アクセサリーの表面を滑らかにするために、金属やすりや紙やすりで削るのはとても大変です。しかし、限られた時間の中で、少しでも綺麗に仕上げようと心を尽くす姿も多く見られました。受講生一人ひとりが思い思いの形づくりを楽しみ、ものづくりの大切さやその面白さを理解できた様子でした。
講座の終了後、受講生全員に修了証書が授与されました。
金属アクセサリーを磨く受講生 | 受講生が作製した金属アクセサリー |
<本件担当>
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