トゥールーズIUT所属学生が本校でリサーチインターンシップを実施しました

フランス トゥールーズIUTからMas Rémiさんが、本校生物応用化学科で令和6年3月末からの約3か月間、リサーチインターンシップを実施しました。
期間中は、生物応用化学科 我部准教授の指導による研究活動のほか、学生寮での生活、本科1年生の英語授業への参加、生物応用化学科4~5年生を対象としたプレゼンテーション、英会話部への参加など、多くの学生と国際交流を行いました。

 

本科1年生の英語の授業でトゥールーズを紹介する様子 英会話部学生との記念写真

〈本件担当〉
総務課総務係
電話番号:0942-35-9399

令和6年度社会人向け公開講座 開催情報公開!

令和6年度社会人向け公開講座を開講致します。

開講講座の情報は以下『ポスター』または産学民連携テクノセンターHPよりご確認いただけます。

 

【ポスター】

PDFダウンロードはこちら

 

【産学民連携テクノセンターHP】
https://www.kurume-nct.ac.jp/RCTC/citizen/kouza2.html

 

 

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9347

令和6年度小中高生向け公開講座 開催情報公開!

令和6年度小中高生向け公開講座を開講いたします。

開講講座の情報は以下の『ポスター』または産学民連携テクノセンターHPよりご確認いただけます。

 

【ポスター】

 PDFダウンロードはこちら

 

【産学民連携テクノセンターHP】
https://www.kurume-nct.ac.jp/RCTC/citizen/jevent.html

 

 

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9347

 

徴古館において「からくり儀右衛門」の蒸気車雛形を測定しました

去る6月13日(木)、機械工学科の渡邊准教授と研究室学生が、鍋島家の博物館である徴古館において、「からくり儀右衛門」こと田中久重が幕末佐賀藩の精錬方に招かれた際に製作した蒸気車雛形を3Dスキャナにより測定しました。

これは、渡邊准教授と一般科目の常木准教授がメインとなり、佐賀市と今年度行っている共同研究の一環として、佐賀県重要文化財で徴古館が所有する蒸気車雛形の実物を測定できることとなったものです。

 

徴古館の池田学芸員によりバックヤードに案内され、蒸気車の実物が開封されると、学生達は真剣な表情で渡邊准教授の指導のもと、3Dスキャナを使い測定を行いました。

また、蒸気車の上部が取り外され、通常では目にすることが出来ない蒸気車のクランク機構や単管ボイラーの釜の部分などを目視により確認ができたことで、過去に見たレントゲンによる写真の意味が理解でき非常に参考になったとの声もありました。

 

今回の測定結果をもとに渡邊研究室の学生達は、過去に久留米高専において製作し、佐賀市が所有している走行用蒸気車のレストア修理と常木准教授の指導のもと技術遺産としてのデジタルアーガイブ化に取り組んでいきます。

 

なお、徴古館では7月6日(土)から蒸気車雛形の通常展示を行う予定となっております。

鍋島徴古館HP:https://www.nabeshima.or.jp/main/

 

真剣な表情で蒸気車実物を見つめる学生達

 

3Dスキャナの指導をする渡邊准教授

 

蒸気車のクランク機構の写真 3Dスキャンによる蒸気車の画像

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

「高専ワイヤレステックコンテスト2024」に本校学生のアイデアが採択されました

一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会主催の高専ワイヤレステックコンテスト(以下、WiCON)2024の「ワイヤレス利活用部門」に、プログラミングラボ部の田嶋煌士さん(制御4年)、須山好章さん(制御3年)、増田佑菜さん(制御3年)、竹井爽さん(電気3年)、若狭龍さん(制御1年)のチーム「令和最新版高専生」が提案した「RTK-GNSSによる高精度で安価な、農業機械の運転支援システム」が見事採択されました[1]。
本校としてはWiCON2022[2]に次ぐ、2度目の採択実績となります。チームリーダーの須山さんからは、「地域と連携し、情報技術を駆使して農業のIT化を推し進め、久留米市のみならず、全国の農業の更なる発展に貢献したい」との抱負が述べられました。
今後、久留米市と株式会社久留米リサーチ・パークとの地域連携を通して、来年1月に開催される表彰審査予選大会に向けてさまざまな技術実証を行う予定です。

 

概要は以下のとおりです。

農業産出額が福岡県内1位の久留米市では、農業者の減少・高齢化が進行し、農業労働力の慢性的な不足が生じている。今後持続的な農業を展開する上でコスト効率の良い運転支援システムを構築する必要がある。
そこで、我々「令和最新版高専生」は、「RTK-GNSSによる高精度で安価な、農業機械の運転支援システム」を提案する。タブレットを利用して、熟練のオペレータでないと難しい農業機器の直線・曲線操縦をcm精度で支援する。その他にも、AI等による作業ムラの可視化や作業日誌の自動生成・クラウド管理ができる、農家向けのサービス機能が集約された統合アプリ(スーパーアプリ)を開発する。
また、久留米市の協力のもと、農家さんの畑を利用して実地試験を行い、農家の方々からフィードバックを得る。そして、本研究期間終了後も、積極的にアップデートを行うことで農業機器の民主化を推し進めて行く。

 

[1] https://wicon.jp/2024/adoption
[2] https://wicon.jp/2022/saitaku-1-1

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9443

 

「2024NEW環境展」に出展しました

5月22日(水)から5月24日(金)の期間中、東京ビッグサイトにおいて開催された「2024NEW環境展」に本校 生物応用化学科 我部 篤 准教授が出展しました。
この展示会は、環境汚染や地球温暖化等の諸問題や国連が定める「SDGs」の推進に対応する様々な環境技術を一堂に展示し、環境保全への啓発と環境関連産業の発展を目的に開催されているもので、今年で33回目を迎え、714の企業や学術団体などが出展しました。
我部准教授は国立高等専門学校機構が設置したブースにおいて、「低環境負荷社会を実現する機能性カーボンの創製」と題した、カーボンの優れた特性を活かして効率的なエネルギーの貯蔵や変換技術を構築し、それを燃料電池自動車のガス貯蔵システムへの応用やバイオマス源の有効活用に繋げることについてのポスター展示を行い、多くの来場者から熱心な質問を受けていました。

 

来場者に説明を行う我部准教授

 

低環境負荷社会を実現する機能性カーボンの創製

 

国立高専機構ブースの様子

 

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

 

 

本校学生が2024年度日本金属学会・日本鉄鋼協会・軽金属学会九州支部合同学術講演会にてポスター発表優秀賞を受賞しました。

去る6月1日(土)、九州大学大学院総合理工学府で行われた2024年度日本金属学会・日本鉄鋼協会・軽金属学会九州支部合同学術講演会にて、専攻科物質工学専攻1年生の小松原佑仁さんがポスター発表優秀賞を受賞しました。発表タイトルは「Fe-C-1.5(mass%)Si-X (X ;Ni,Mn)合金のベイナイト変態速度とそのミクロ組織に及ぼすC・Ni・Mnの影響」です。

本研究は低合金TRIP鋼の製造過程で重要なベイナイト変態速度を調査したもので、基礎的知見を得ることに貢献したとして評価されました。

これからの活躍により一層の期待が寄せられます。

 

左から小松原さん、周准教授

 

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

0942-35-9347

 

中武教授が日本マリンエンジニアリング学会「論文賞」を受賞しました

去る5月31日(土)、機械工学科の中武教授の研究グループが日本マリンエンジニアリング学会の「論文賞」を受賞しました。この賞は同学会が発行する学会誌に掲載された論文の中でその年の特に優秀な論文に送られるもので、中武教授は「舶用中速ディーゼル機関における空気微細気泡を混入したC重油の燃焼および排ガス特性」をテーマに、中・大型船舶や火力発電等で燃料として使用されているC重油に、空気の微細気泡(ファインバブル)を添加した実験を行い、燃費とスモークを低減し、そのメカニズムを解明したことに対して、今回の受賞となりました。中武教授の今後益々の活躍が望まれます。

 

日本マリンエンジニアリング学会「論文賞」を受賞した中武 機械工学科 教授

 

「論文賞」の賞状

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333