第34回全国高専プログラミングコンテストの自由部門で特別賞、企業賞を受賞しました

令和5年10月14日、15日に、サンドーム福井において、「第34回全国高等専門学校プログラミングコンテスト」が開催され、本校の制御情報工学科5年近藤碧さん、田中伶佳さん、梅林直生さん、山福桜綺さんの作品「SeQuick -気軽な学習ゲームで、セキュリティ人材を増やそう-」が自由部門の本選に出場し、見事特別賞、AGEST企業賞、Blueship企業賞の3つの賞を受賞しました。

本チームは、現代社会におけるセキュリティエンジニアの人材不足に着目し、大人から子どもまで楽しめる対戦型のセキュリティ学習ゲームの開発を行いました。

大会では、山福桜綺さんが審査委員や大会参加者の前で開発したアプリケーションの魅力を伝える見事なプレゼンテーションを行いました。また、デモブースではチームメンバー全員で実演を行い、会場を賑わせていました。

社会課題を重視した独創的なアイディアと、プレゼンテーションが評価され、特別賞と2つの企業賞を受賞しました。今後益々の活躍が期待されます。

大会公式HP:https://www.procon.gr.jp/

 

                        

記念撮影(左から山福桜綺さん、田中伶佳さん、梅林直生さん、近藤碧さん)           プレゼンテーションの様子

 

     デモブースの様子

 

 

令和5年度 第3回「久留米高専ハカセ塾」を開催しました

10月14日(土)、久留米高専において、「久留米高専ハカセ塾」第3回目の講座を開催しました。

今回は、電気電子工学科の教員を講師に迎え、「手作りラジオで電波を受信してみよう」と題して、身の回りの電波について学習し、ラジオを製作しました。

電波についての学習では、身の回りで使われている製品と電波の役割について、学習しました。そのあと、はんだづけの基本動作がよく分かる動画を視聴しながら、はんだごての使い方や注意点などをしっかり学びました。

はんだづけの際は保護メガネを使用して、練習をしっかり行った後、抵抗やコンデンサ等の電子部品の役割をひとつひとつ確認しながら基板上ではんだづけし、ラジオの電子回路を作成しました。細かい作業が多く難しい作業ですが、受講生達の作業の早さに、学生メンターも驚き、感心していました。教員や学生メンターのサポートをうけながら無事に全員が完成させ、電波を受信することができました。

最後に屋外で動作チェックをして、ラジオ放送が流れてきた時は、とても嬉しそうな様子で、受講生同士、交流を深めながら聴いていました。

 

教員による作業手順の説明の様子 完成したラジオの動作確認
はんだづけをしながら ラジオ製作する様子

 

―「久留米高専ハカセ塾」とは―

久留米高専STEAM事業の採択課題として、次世代科学技術を担う「傑出人財」(人財とは社会の財産となりうる人材)を発掘・育成します。高専が科学技術とものづくりに強く、機械・電気・制御・生化・材料の、幅広い技術分野を学ぶことができる点などの特徴を活かしたプログラムです。

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333