11月19日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第12回目の講座を開催しました。
前半は、日本情報オリンピックジュニア大会 国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ2022」(特定非営利活動法人情報オリンピック日本委員会 主催)に参加しました。
ビーバーチャレンジは、順位をつけて競い合うことは目的とせず、コンピュータ科学とComputational Thinkingに関連した親しみやすい問題に取り組むことで、コンピュータ科学に興味をいだくきっかけとなることを目的としています。「考える力」「自分で考えるという意識」を向上させる一助になることも期待されます。
コンテストでは、参加対象の学年に応じた5区分の問題が出題され、小学生(5、6年)は30分、中学生は40分、受講生達は最後まで集中して問題に取り組んでいました。
終了後には「この問題が難しかった」、「この問題はこう考えた」と受講生同士で盛り上がっていました。
講座の後半は前回各自で研究計画をまとめて発表した研究テーマについて、教員やメンターに研究方法や仮説についての考察、今後の課題などの助言を受けながら、自由研究を進めました。
ビーバーチャレンジ | に取り組む受講生 |
―「高専ハカセ塾」とは―
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。 |
〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333