3月5日(土)、久留米高専において、「第4回小・中学生ジュニア学会」を開催しました。
JSTジュニアドクター育成塾「高専ハカセ塾」の令和3年度合同成果報告会として開催したもので、久留米高専、有明高専、熊本高専の3高専(4キャンパス)ジュニアドクター育成塾の受講生がZoomによるオンラインでの研究発表を行いました。
第1部は4会場に分かれて、第1セッションから第3セッションまで、高専ハカセ塾受講生の他に、修了生や一般の方からの参加もあり、合計39組が研究成果発表を行いました。
各自作成したパワーポイント等の資料を、各会場と画面共有し5分間の口頭発表を行いました。発表後は質疑応答が行われ、オンラインで繋いだ他の会場からの質問に発表者は堂々と答えていました。
第2部は、小松研究事務所代表の小松正さんによる講演「独立系研究者の働き方」を行いました。いろいろな研究の進め方があること、ご自身が携わられた多岐にわたる研究の話をご紹介いただきました。研究がおもしろい、研究の仕事に就きたい、と思っている参加者に、将来のことを具体的に考える良いきっかけになったと思います。
最後に、研究発表の内容や説明に対して審査が行われ、久留米高専会場の受講生も優秀賞、奨励賞、チャレンジ賞をそれぞれ受賞しました。
新型コロナウィルス感染症の影響で、昨年度に引き続きオンラインでの小・中学生ジュニア学会となりましたが、受講生達は皆、非常に活気あふれていて、今後の研究の糧となる有意義な報告会になりました。
口頭発表中の受講生 |
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参加者による集合写真 |
―「高専ハカセ塾」とは― 高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、 公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/ |
〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333