中学生向け公開講座を開催しました!

令和3年12月18日(土)に久留米高専において中学生向け公開講座「バイオメトリックセンシング入門 心電計の制作と実験」を開催しました。本講座は、科学への関心を持ってもらうことを目的に、久留米高専の教育研究支援センターが開催したものです。

講座では始めに、講座担当者から生体計測技術の特徴や種類、筋肉や心臓の活動の仕組み、心電計の原理についての解説がありました。心電計の組立方法の説明の後、受講者は本校学生スタッフのアドバイスを受けながら心電計の製作に各々取り組みました。その後、完成した心電計と電極を身体に取り付け、自分自身の心電図を観測しました。

受講者からは「中学校では出来ないような、踏み込んだものづくり体験ができてよかった。自分が興味を持っている技術分野について質問もできてよかった」「はんだづけなどの工作は初めてだったのでとても面白かった。来年も久留米高専の公開講座に参加したい」という意見が寄せられました。講座の最後には受講者全員に修了証書が授与されました。

 

 

バイオメトリックセンシング技術についての解説 学生スタッフからアドバイスを受ける受講生
心電計製作の様子(はんだづけ) 完成した心電計に表示された心電図

 

 

<本件担当>
総務課研究推進係
0942-35-9347

令和3年度「高専ハカセ塾」の成果発表会・修了式を開催しました

12月18日(土)、久留米高専において、令和3年度「高専ハカセ塾(久留米高専会場)」の成果発表会及び修了式を開催しました。

 

成果発表会では、受講生が自分で決めた研究テーマについて調査し、製作や実験、考察したことをパワーポイントにまとめて発表しました。質疑応答では他の受講生や教員、メンターからの質問に堂々と答えていました。

修了式では、久留米高専 本庄校長から一人ひとりに修了証書が授与され、久留米高専会場での活動を終了しました。

 

今年度の「高専ハカセ塾」も新型コロナウィルス感染症の影響でオンラインでの開校式からのスタートとなりました。感染対策に留意しながら、少しずつ対面での講座が実施できるようになり、受講生達が好奇心旺盛で、色々な事に関心を持ち、積極的に学ぼうとする姿勢を見て、とても嬉しく、今後の成長や活躍がとても楽しみとなりました。

受講生同士、お互いが刺激となり、切磋琢磨しながら迎えた本日の発表会では、自身の興味を探求したしっかりとした発表ばかりで、未来ある有意義な1日となりました。

成果発表中の受講生 研究内容に対する質疑応答
修了証書授与 集合写真

 

―「高専ハカセ塾」とは―

高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。

公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333

本校が参加する高等教育コンソーシアム久留米と久留米市との災害に係る協力体制に関する協定締結式が行われました

令和3年12月17日(金)久留米市役所において、本校が参加する高等教育コンソーシアム久留米と久留米市との災害に係る協力体制に関する協定締結式が行われ、本校より本庄校長の代理として田中副校長が出席しました。

式典では久留米市担当者による司会進行のもと、高等教育コンソーシアム久留米の概要紹介や今回の協定の趣旨説明などが行われた後、久留米市 大久保市長と高等教育コンソーシアム久留米 内村理事長による協定書への署名が行われました。その後、大久保市長および内村理事長、並びに高等教育コンソーシアム久留米に参画している5大学等の代表者より挨拶があり、本校田中副校長からは「本協定により、昨今頻発する災害への地域一丸となった協力体制が構築できるものと確信している。本校も協定機関の一員として協力を行いたい」という旨の挨拶を行いました。

今後は同協定に基づき、本校では地震災害時における車中泊避難所の提供のためのグラウンド等開放や、救援物資配送場所の確保、学生ボランティアの協力などを積極的に行う事となります。

協定書署名の様子
発言する田中副校長 発言する大久保市長
全員での記念撮影

 

<本件担当>
総務課総務係
0942-35-9304