令和3年度「高専ハカセ塾」を開校しました

令和3年6月5日(土)に、本校と有明高専、熊本高専の3高専4キャンパスの合同オンライン開催「令和3年度高専ハカセ塾 開校式・始業式」を行いました。

「高専ハカセ塾」は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、本校と有明高専、熊本高専の3高専4キャンパスで実施しているプログラムで、高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した“人財”を育成することを目的として、平成30年度から実施しています。

今年で4回目となる開校式には、多数の応募の中から選抜された本校の受講生(小学5年生~中学2年生)15名もオンラインで参加し、受講生代表からのやる気あふれる挨拶や各高専のスタッフ紹介、鹿児島高専 校長 氷室 昭三 氏による「ようこそ科学技術の世界へ!」と題した特別講演会等が行われました。質疑応答では、本校の受講生からも積極的にオンライン上で挙手があり、好奇心旺盛な受講生達の今後が楽しみになりました。

 

また、開校式に引き続き本校主催でのオリエンテーションを実施し、受講生の自己紹介やスタッフ紹介を行い、次回以降の講座に向けての連絡事項、年間スケジュールの説明や、オンラインによる記念撮影を行いました。

受講生は、12月に開催予定の成果発表会まで、様々な分野の専門講座や他キャンパスとの合同研修を通して自分の興味のある科学分野を見つけ、研究を進めていきます。

受講生の皆が、高専ハカセ塾の仲間とともに意欲的に活動してくれることを期待しています。

 

受講生代表挨拶 鹿児島高専 校長 氷室 昭三 氏による講演
オンライン上による受講生全員で記念撮影

 

―「高専ハカセ塾」とは―
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人財を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

 

令和3年度水災害防災訓練を実施しました

6月1日(火)及び2日(水)に水災害防災訓練を実施しました。

この訓練は、久留米高専において水災害が予想される場合の遠隔授業・在宅勤務の実施判断及び連絡体制の確認、並びに水災害が発生した場合の学生寮における垂直避難の実施体制及び点呼方法の確認を行うことを目的に実施したものです。

 

6月1日(火)は、翌日の小森野地区への避難指示発令の可能性の有無の判断をリスク管理室会議で審議し、翌日を遠隔授業とすることを決定し、メールを用いた連絡やホームページへの掲載、並びに学生寮宿直者2名の決定等を行う訓練を実施しました。

 

2日(水)は、早朝にTeamsを用いた遠隔でのリスク管理室会議を開催し、遠隔授業実施の可否を協議し、遠隔授業の実施を決定し、その内容をホームページへ掲載しました。午後には、小森野地区に避難指示が発令されたことを想定してリスク管理室会議をTeamsを用いて遠隔で開催し、遠隔授業の継続の可否を協議、遠隔授業の中止を決定した上でのメール送信とホームページ掲載を行いました。更に学生寮においては、堤防が決壊し2階まで浸水した場合を想定し、3階以上への垂直避難及び点呼方法に関する訓練を行いました。

 

防災訓練の後には反省会を開催し、メール送信に当たっては複数の連絡方法を可能な限り少なくした方がよい、連絡をとる際の担当者が何らかの理由で不在になった場合の代替者についてあらかじめ決めておくこと、並びに外部委託業者等への対応等について意見がありました。

今回の訓練を受けて、水災害に対する危機意識を高めるとともに、有事の際における防災体制の課題や改善点について、更に検討していくことにしています。

 

 

リスク管理室会議での様子 学生寮での寮長への点呼結果報告の様子

 

<本件担当>
久留米高専学生課課長補佐(学務担当)
電話:0942-35-9315