高周波熱錬株式会社様からX線回析装置を寄贈いただきました

去る令和3年5月26日、本校材料システム工学科 山本郁教授の組織制御研究室に対して 高周波熱錬株式会社 (代表取締役社長 大宮克己様)より試料水平型多目的X線回折装置が寄贈されました。
高周波熱錬株式会社からは、これまでも寄附による教育研究活動への支援を戴くとともに、同社との共同研究も行ってきています。

今回の寄贈は、山本研究室の学術研究活動の推進及び卒業研究など教育支援のためにいただいたもので、この装置は、物質の定性・定量分析ができる他、各種材料の構造解析など幅広く利用されます。

寄贈を受けた山本郁教授は、この装置を活用し、金属材料の組織制御や熱処理に関する研究をより一層推し進めたいと抱負を述べられました。

この場をお借りして、高周波熱錬株式会社様に御礼を申し上げます。

 

寄贈された試料水平型多目的X線回折装置

 

<本件担当>
久留米高専総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

一般科目(文科系)に德永美紀先生が着任されました

2021年4月1日付で、一般科目(文科系)に德永美紀先生が着任されました。

先生から本校学生のみなさんへ、以下のメッセージをいただいております。

 

一般科目文科系英語担当の教員として着任しました德永美紀です。専門分野は英語教育で、中でも学習して学んだ知識をどのように実際に使えるスキルにしていくかという部分に注目し、研究を行っています。これまではずっと大学で教えてきたため、高専という違った環境に少しでも早く慣れ、英語の使える技術者の育成に貢献したいと思っています。授業では、学生がしっかり知識を習得できるような指導、そしてそれらの知識が読む、書く、聞く、話すというスキルにつながるような練習を心掛けています。特に発音にはうるさいですが、頑張ってついてきてください。TOEICやTOEFLなどの英語資格試験対策も得意分野ですので、いつでも質問にきてください。久留米高専一般科目にはすでに德永先生と三木先生がいらっしゃいますので、トクミキ先生と呼んでください。

学生が第17回 JSAPフォト&イラスト コンテスト最優秀賞を受賞しました

令和3年3月16日(火)~19日(金)にオンラインで開催された公益財団法人応用物理学会主催の第17回 JSAPフォト&イラスト コンテストにおいて、専攻科(物質工学専攻)2年の根北翔さんと川戸勇人さん、材料システム工学科5年の内藤かのんさん3名で応募した「開花したZnO粒子」が見事最優秀賞を受賞しました。

この写真は根北さんと内藤さんが専攻科研究論文・卒業研究の過程で作製した酸化亜鉛(ZnO)粒子を走査型電子顕微鏡で撮影し、川戸さんが色付け加工したものです。このような華やかな形態のマイクロ粒子を撮影できることは非常に珍しいとのことです。

修了・卒業を前にした3名にとって、この受賞は最後の良い思い出となりました。

 

(写真左から)受賞した学生内藤さん・根北さん・川戸さん 応募した「開花したZnO粒子」の写真
表彰状

 

<本件担当>
久留米高専総務課研究推進係
電話:0942-35-9333