2月18日の午前に行われた九州大学の定例記者会見で、九州・沖縄地区の9高専全てが参加する九州大学との連携教育プログラム(令和5年度実施)が報告されました。九大側からは石橋総長、村上広報担当理事、園田工学部長、渡辺新学科長(プログラムを実施する令和3年度発足の新学科の学科長)、中島総合理工学府長が出席し、高専側からは本学の本庄校長(プログラムの高専側まとめ役)、熊本高専荒木校長(九州・沖縄地区高専の主査)がオンライン参加しました。
記者会見では、高専本科卒業後に入学を認められたプログラム学生は九大工学部へ編入学(学部3年次)しますが、通常の編入学とは違い、編入学後も高専教員と九大工学部教員が連携して教育・研究指導を行うという、研究に重点を置いたプログラムの詳細が説明されました。プログラム学生は1年目に各高専で授業を受け、2年目は九大筑紫キャンパスの各研究室に配属されて研究指導を受けることになります。参加した報道機関は、朝日、日経、共同通信や地元のRKB毎日放送、FBS福岡放送、KBC九州朝日放送のテレビ各社も含めて10社です。質疑応答では、全国的にはこのような高専と大学の連携教育プログラムが実施・予定されていますが、九州・沖縄地区の全ての高専が参加してICT、VRなどのDX教材を活用することや修了後は修士・博士課程への大学院進学を意識した高度な実践的研究者・技術者の養成を目指していることがこのプログラムの特徴である旨の説明がなされました。
久留米高専 本庄校長 | 熊本高専 荒木校長 |
[参考] 久留米高専作成 連携教育プログラムリーフレット表紙 |
(本件連絡先)
学生課専攻科係
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