令和元年度 第13回「高専ハカセ塾」を開催しました

11月3日(日)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第13回目の授業を開催しました。

今回は、久留米高専で開催された高専祭の見学でした。受講生は5つの専門学科の公開実験や展示教室を、高専生の説明を受けながら回りました。
ハカセ塾の授業で習ったことのある実験や展示物もあり、受講生は、楽しそうに、かつ真剣に説明を聞いていました。AIとのオセロゲームに挑戦したり、高専生が製作したロボットをじっくり観察したり、ガラスが熱膨張してクラックするさまを見たり、スーパーボールを作ったり、無線で給電する電気自動車の説明を受けたり、等々、各学科それぞれの特徴を生かした内容に、みんな興味津々の様子でした。

 

―「高専ハカセ塾」とは―
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人材を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

入試説明懇談会を開催しました

久留米高専では10月21日、24日及び25日の3日間、入学試験説明懇談会を開催し、中学校の先生方や塾関係の方々合わせて95名に参加いただきました。

21日は久留米高専、24日は福岡市天神の天神スカイホール、25日は佐賀市のメートプラザ佐賀でそれぞれ開催し、入試説明懇談会では冒頭に三川校長の挨拶、続いて江崎副校長の本校概要等についての説明を行いました。

参加された先生方からはとても有意義な説明会だったとのお言葉を多くいただきました。

入試説明懇談会の様子

 

<本件担当>
学生課教務係
電話:0942-35-9463

「坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト(高校部門)」で入賞しました

電気電子工学科1年 田口凜人君が「第11回 坊ちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門)」(東京理科大学主催)において、「血液型の割合はどうなる? 」という論文で「佳作」に入賞しました。

田口君は、本校入学直後から、松田康雄特任教授の呼びかけに応じて数学研究に取り組み、わずか3か月余で上記論文を完成させ、コンテストに応募したところ見事入賞を果たしました。入賞後の田口君は、「これからもさらに高度な数学の研究に打ち込みたい」と語っています。本校学生の数理科学の認識がより一層深まっていくことが期待されます。

【表彰状】 【表彰状を掲げる田口君】

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

「久留米・鳥栖地域産学官テクノ交流会」に出展しました

10月29日(火)に久留米リサーチセンタービルで開催された「2019 久留米・鳥栖地域産学官テクノ交流会」(㈱久留米リサーチ・パーク主催)の展示コーナーに、久留米高専が出展しました。

この交流会は、ものづくりに資する情報交換とネットワークづくりの場として毎年開催されているもので、今年は『ユニーク企業に学ぶ ものづくりの在り方と企業「らしさ」』をテーマとして開催されました。

本校は、会場内の展示コーナーにおいて、来場者に対し、産学民連携テクノセンターや本校の技術振興会である「テクノネット久留米」の活動、本校の研究シーズの紹介を行いました。

なお、当日は、マツダ株式会社シニアイノベーションフェロー人見光夫氏による基調講演「選択と集中による開発革新~1番ピンを見つける~」及び地域企業取り組み紹介(2件)が行われました。

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

令和元年度 第12回「高専ハカセ塾」を開催しました

10月26日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第12回目の授業を開催しました。

今回は、制御情報工学科の教員を講師に迎え、「ビーバーチャレンジによる情報科学入門」と題して情報科学について学びました。
1時限目は、コンピュータが表す「0」と「1」の数字を使って、学生メンターの助言を受けながらメッセージを解読したり、絵をかいたりして2進法の考え方を学びました。
2時限目は、3つのグループに分かれ「ビーバーチャレンジの問題」に取り組みました。
3時限目は、「深層学習の基礎」の講義を受けました。コンピュータに学習させるための学習手法の一つで、身近なゲームなどにも使われているという話に受講生は興味津々の様子でした。
●ビーバーチャレンジ(コンテスト)とは、情報オリンピック日本委員会が初等・中等教育段階の児童・生徒を対象として開催しているコンテストです。

―「高専ハカセ塾」とは―
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人材を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

 

第30回全国高専プログラミングコンテストの競技部門で第3位となりました

令和元年10月13日、14日に、都城市総合文化ホールにおいて「第30回全国高専プログラミングコンテスト」が開催され、本校のプログラミングラボ部から制御情報工学科3年樋口 陽介さん、同学科2年稲田 雄大さん、同学科2年佐伯 勇太さんのチーム「紫陽花になったなめくじのように」が競技部門に出場し、見事第3位となりました。

競技部門のテーマは「踊って舞って回って」で、マス目に区切られたフィールド上で、いかに多くの陣地を占有できるかを最適のプログラミングを用いて競う陣取りゲームでした。昨年度に実施された「巡りマス」から、エージェント数とタイルの枚数が大幅に増え、事前に公開される「公開フィールド」と、試合開始直前でないと公開されない「非公開フィールド」の両方で、タイルポイントと領域ポイントの合計点が争われる、極めて高度なプログラミングスキルを必要とする競技内容でした。

このテーマにモンテカルロ木探索を応用した手法を用いて勝ち続けました。惜しくも準決勝で優勝チーム(東京高専)に敗れましたが、3位決定戦で熊本高専(熊本)に勝ち、来年3月中旬の第11回国際プログラミングコンテストの出場権を獲得しました。これまでの活躍ぶりには目を見張るものがありました。

公式HP:http://www.procon.gr.jp/

 

【チーム「紫陽花になったなめくじのように」】 【受賞した第3位楯】
【三川校長への受賞報告時の集合写真】

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

九州沖縄地区高専技術振興会サミットin KURUMEが開催されました

10月19日(土)に久留米シティプラザにおいて、九州沖縄地区の9高専及びその技術振興会等が一堂に会し、九州沖縄地区高専技術振興会サミットin KURUMEが開催されました。このサミットは、各高専と技術振興会単位の枠を超え、地域企業間や企業・高専間の連携強化、新しい産業の創出、地域産業の振興等を目的としたもので、九州沖縄地区から約150名が久留米の地に集いました。

サミットは、主管校である三川譲二久留米高専校長の開会の言葉で始まり、日野伸一大分高専校長による主催者挨拶、谷口功国立高専機構理事長の挨拶の後、地元選出の衆議院議員で「高等専門学校を考える議員連盟」所属の鳩山二郎氏、経済産業省九州経済産業局地域経済部長松下達也氏、久留米市長大久保勉氏から来賓挨拶をいただきました。その後、二橋岩雄元トヨタ自動車九州株式会社取締役会長の基調講演、3件の連携事例紹介、国立高専機構安藤真理事による高専の産学連携の取組みの紹介、休憩をはさんで「技術振興会と高専連携による持続可能な地域未来の創成」をテーマとしたパネルディスカッションへと続きました。最後に、九州沖縄地区高等専門学校技術振興会サミットin KURUME 宣言(久留米宣言)が満場一致で採択され、江﨑尚和有明高専校長が閉会の言葉を述べました。サミットの開催により九州沖縄地区の9高専と約900に及ぶ技術振興会会員の連携がより一層強化されました。

サミット会議後の情報交換会では、和やかな雰囲気の中、情報交換と親睦交流が行われ、全国の高専の歴史の中で初めての試みである高専技術振興会サミットは、盛会のうちに終了しました。

 

開会の言葉
(三川久留米高専校長)
主催者挨拶
(日野大分高専校長)
国立高専機構挨拶
(谷口国立高専機構理事長)
来賓挨拶
(鳩山衆議院議員)
来賓挨拶
(松下地域経済部長)
来賓挨拶
(大久保久留米市長)
基調講演
(二橋 岩雄 氏)
連携事例紹介
(津福工業株式会社 平川 氏)
高専の産学連携取組みの紹介
(安藤高専機構理事)
パネルディスカッション
サミット(久留米)宣言
(小袋助教)
閉会の言葉
(江崎有明高専校長)
技術振興会のポスター展示 情報交換会の様子
(保存会による筑後酒造り唄の披露)

 

九州沖縄地区高等専門学校技術振興会サミット in KURUME宣言 (久留米宣言)

 

こちらもご覧ください。
■大分高専 報告記事:「九州沖縄地区高専技術振興会サミット in KURUME」を開催

 

 

<本件担当>
研究推進係
0942-35-9303