「久留米・鳥栖地域産学官テクノ交流会」に出展しました

10月29日(火)に久留米リサーチセンタービルで開催された「2019 久留米・鳥栖地域産学官テクノ交流会」(㈱久留米リサーチ・パーク主催)の展示コーナーに、久留米高専が出展しました。

この交流会は、ものづくりに資する情報交換とネットワークづくりの場として毎年開催されているもので、今年は『ユニーク企業に学ぶ ものづくりの在り方と企業「らしさ」』をテーマとして開催されました。

本校は、会場内の展示コーナーにおいて、来場者に対し、産学民連携テクノセンターや本校の技術振興会である「テクノネット久留米」の活動、本校の研究シーズの紹介を行いました。

なお、当日は、マツダ株式会社シニアイノベーションフェロー人見光夫氏による基調講演「選択と集中による開発革新~1番ピンを見つける~」及び地域企業取り組み紹介(2件)が行われました。

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

令和元年度 第12回「高専ハカセ塾」を開催しました

10月26日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第12回目の授業を開催しました。

今回は、制御情報工学科の教員を講師に迎え、「ビーバーチャレンジによる情報科学入門」と題して情報科学について学びました。
1時限目は、コンピュータが表す「0」と「1」の数字を使って、学生メンターの助言を受けながらメッセージを解読したり、絵をかいたりして2進法の考え方を学びました。
2時限目は、3つのグループに分かれ「ビーバーチャレンジの問題」に取り組みました。
3時限目は、「深層学習の基礎」の講義を受けました。コンピュータに学習させるための学習手法の一つで、身近なゲームなどにも使われているという話に受講生は興味津々の様子でした。
●ビーバーチャレンジ(コンテスト)とは、情報オリンピック日本委員会が初等・中等教育段階の児童・生徒を対象として開催しているコンテストです。

―「高専ハカセ塾」とは―
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人材を育成することを目的としたプログラムで、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

 

第30回全国高専プログラミングコンテストの競技部門で第3位となりました

令和元年10月13日、14日に、都城市総合文化ホールにおいて「第30回全国高専プログラミングコンテスト」が開催され、本校のプログラミングラボ部から制御情報工学科3年樋口 陽介さん、同学科2年稲田 雄大さん、同学科2年佐伯 勇太さんのチーム「紫陽花になったなめくじのように」が競技部門に出場し、見事第3位となりました。

競技部門のテーマは「踊って舞って回って」で、マス目に区切られたフィールド上で、いかに多くの陣地を占有できるかを最適のプログラミングを用いて競う陣取りゲームでした。昨年度に実施された「巡りマス」から、エージェント数とタイルの枚数が大幅に増え、事前に公開される「公開フィールド」と、試合開始直前でないと公開されない「非公開フィールド」の両方で、タイルポイントと領域ポイントの合計点が争われる、極めて高度なプログラミングスキルを必要とする競技内容でした。

このテーマにモンテカルロ木探索を応用した手法を用いて勝ち続けました。惜しくも準決勝で優勝チーム(東京高専)に敗れましたが、3位決定戦で熊本高専(熊本)に勝ち、来年3月中旬の第11回国際プログラミングコンテストの出場権を獲得しました。これまでの活躍ぶりには目を見張るものがありました。

公式HP:http://www.procon.gr.jp/

 

【チーム「紫陽花になったなめくじのように」】 【受賞した第3位楯】
【三川校長への受賞報告時の集合写真】

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317