令和元年8月10日(土)、久留米高専において公開講座「青銅鏡を作製しよう!」を開催しました。
講座の冒頭では、材料システム工学科で学ぶことの説明や、青銅とはどういったものなのか、どうやって青銅から鏡を作るのかを、歴史的建造物を例に解説しました。
受講生は、本校教員や技術職員、学生スタッフのサポートを受け、黙々と作業に没頭していました。自分たちが作った砂型に溶けた青銅を流し込む場面では、初めて目にする「鋳造」の様子を、固唾をのんで眺めていました。
青銅鏡作製の最終工程であり、鏡の出来を左右する「研磨」では、受講生は無心になって自分の青銅鏡を磨き続けていました。
本公開講座は、共催:日本金属学会九州支部、後援:日本鉄鋼協会九州支部、日本鋳造工学会九州支部、久留米学術研究都市づくり推進協議会のご協力のもと、本校の材料システム工学科主催により開催しました。
学科の説明をする川上教授 | 砂型作りの様子 |
受講生作の青銅鏡の型 | 鋳造の様子 |
溶けた青銅と砂型 | 研磨の様子 |
学生スタッフによるサポート | 講座終了後の様子 |
<本件担当>
総務課総務係
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