専攻科2年生今村さんが学生優秀講演賞を受賞しました。

令和元年5月18日(土)、19日(日)に行われた日本鋳造工学会第173回全国講演大会にて、山本郁教授研究室に所属する専攻科物質工学専攻2年生 今村直也さんが学生優秀講演賞を受賞しました。

発表テーマは「自動変態測定装置を用いた高Cr鋳鉄の残留オーステナイト分解挙動の解析」で、熱処理における金属材料の組織変化を新しい手法により解析した結果をまとめたものです。わかりやすい発表をするだけでなく、質疑応答においても他の研究者と有意義な議論を交わす事ができました。今後もさらなる活躍が期待されます。

【学生優秀講演賞を受賞した今村直也さん】

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

専攻科1年生松永さんがポスター賞を受賞しました。

令和元年6月1日(土)に熊本で開催された令和元年度合同学術講演会(金属・鉄鋼・軽金属)で専攻科物質工学専攻1年生 松永啓吾さんがポスター賞を受賞しました。
研究発表は、次のようなユニークな現象を取り上げたものでした。

市販のグラファイト粉に粒径10ミクロン程度の鉄粉を混ぜたものを大気中で加熱します。一般には鉄粉が酸化されて質量が著しく増加すると予想されます。しかし、実際には加熱温度の上昇(最大1000℃)とともに質量増加が抑えられます。
すなわち、高温ほど鉄粉が酸化されにくくなるのです!!

この研究は、「鋼に対する新しい浸炭技術(鉄粉浸炭法)」に関する研究開発の一環で行ったものであり、今後さらに詳細を調査していくと意気込みを語ってくれました。今後もさらなる活躍が期待されます。

 

【ポスター賞を受賞した松永啓吾さん】

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317