6月29日(土)、久留米高専において、「高専ハカセ塾」第3回目の授業を開催しました。
今回から本格的な授業の始まりです。
本校一般科目(理科系)の特任教授により、「重心コマを回そう」のタイトルで授業が行われました。
コマになる17枚の図形と軸が用意されており、“図形の重心に軸を刺して回す”という内容でした。
まず、重心の見つけ方の基本を教えてもらい、受講生はその基本をもとに、実験ノートに計算式を書いて答え(重心)を導き出していきます。最初は簡単な図形から徐々に複雑な図形にチャレンジしていきました。形によってx軸とy軸の複雑な計算が必要なものもありました。
きれいに回ると、コマからヒュンヒュンと心地良い音が鳴ります。さらに、コマに色とりどりの線を描くときれいな模様が浮かび上がり、受講生は楽しみながら数学の面白さを学びました。
基本を学ぶ | 考える |
話し合う | まわしてみる |
―「高専ハカセ塾」とは― 高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、次世代科学技術を担う傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成塾」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施しています。 公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/ |
〈本件担当〉
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333