3月27日(水)~29日(金)、福岡市科学館(福岡市中央区六本松)で開催された「ものづくり博覧会」に出展しました。
この企画は、福岡県内の「ものづくり教育」を実践する4校(北九州高専・有明高専・久留米高専・博多工業)が集まり、来場者に「ものづくり」の面白さを伝えるイベントです。
春休み期間中ということもあり、3日間で1582名の方にご来場いただき、大盛況となりました。
本校からは制御情報工学科の学生が個人で開発した虫取りゲーム(この日のためにオリジナル開発)、プログラミングラボ部のHackU受賞作品である「関数花火」等、ロボットコンテスト部のロボコンの機体等、鳥部の全日本飛行ロボットコンテストで優勝した機体「彩雲」を出展し、来場者に対し熱心に説明していました。
教育研修支援センターの職員は、低融点合金や形状記憶合金、卓上旋盤での切削デモンストレーションを用いて、金属材料や加工技術についてわかりやすく説明していました。また、「製品を分解し、その設計から技術者の意図を読み取る」ことをテーマに家電分解講座を開設し、多くの来場者が熱心に家電製品を分解してその中身を観察し、構造や設計上の工夫について説明を受けていました。
会期中、本校学生による「Techプレゼンテーション」の時間がありました。この時間では趣味と学問を結び付けた、アンテナの原理・エレキギターの仕組み・ホームページとサーバについて・遊園地の工学的な楽しみ方などの内容をわかりやすく、また、面白く話していました。来場者の中から未来の久留米高専生が誕生することが大いに期待されます。
本イベントは、福岡市科学館がH28年度採択を受けた『科学技術振興機構(JST)の科学技術コミュニケーション推進事業・問題解決型科学技術コミュニケーション支援』により実施されました。
プログラミングラボ部が作ったプログラムで遊ぶ子供たち | 家電分解講座で家電品の分解に熱中する子供たち |
学生の作った「虫取りゲーム」に興ずる子供たち |
<本件担当>
総務課総務係
電話:0942-35-9304