第13回高専ハカセ塾開催しました

12月15日(土)久留米高専において、高専ハカセ塾第13回目の授業を開催しました。

今回は、ハカセ塾の最終日となる12月25日の成果発表会に向けて、研究内容の検討や、その下調べなどの準備をしました。
関連する書籍を図書館で探したり、Webで情報を検索したり、パワーポイントの資料をつくってみたりと、受講生それぞれが先生や社会人メンター、学生メンターに相談や質問をしつつ、自主的に時間を過ごしました。

成果発表は、これまでハカセ塾で学んだことだけでなく、今後学んでみたいことや、独自に研究してみたいことなど、各自が自由にテーマを設定して行います。当日の発表方法も、パソコンを使うのか、模造紙を使うのかなど、手段は各自で考え、発表時間も受講生自身が決めて行います。

自由度が高い分、迷うことも多いかもしれませんが、どんな発表会になるか、今から楽しみです。

↑ 用意した資料で先生に相談中 ↑ 図書館で資料調べ

 

~「高専ハカセ塾」とは~
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施されるものです。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

学生寮にて冬の寮祭を開催しました

平成30年12月8日(土)、冬の寮祭を開催しました。文化委員長が中心となってイベントを企画し、筑水寮とつつじ寮の両方から多数の寮生が参加しました。

寮祭当日、まず午前中に餅つきを行いました。外国人留学生も参加し、寮生たちの掛け声にあわせて、餅を杵で力強くついていました。皆でつきたてのお餅を頬張りながら、楽しい時間を過ごしました。
午後からは近くのボウリング場へと移動し、ボウリング大会を行いました。上位入賞を目指しつつも、参加者は和気藹々とプレーしていました。
夕方には学生寮へ戻り、バーベキューパーティーを楽しみました。寒さは厳しかったものの天候が良く、寮生たちは談笑しながら、美味しく食事をいただきました。

様々なイベントを通じて、寮生同士大いに親睦を深めることができました。

 

<本件担当>
学生課寮生活支援係
電話:0942-35-9315

 

外部評価委員会を開催しました

去る12月13日(木)に外部評価委員会を開催しました。同委員会は、校長が付託する事項について検証、評価を行い、本校の教育・研究の改善に資するため、提言を受けることを目的として年1回開催しているものです。委員会には、地元の大学、中学校、行政機関や地域企業からの外部有識者9名の委員が出席し、本校からは三川校長をはじめ、主事、学科長、教育・研究施設の長、部課長から構成される運営委員会のメンバー20名が出席しました。

委員会では、久枝良雄 九州大学大学院工学研究院長が議長を務め、三川校長の挨拶に続いて、江﨑副校長・企画主事から「前年度の指摘事項について」、辻副校長・教務主事から「教育の現状と改善について」、越地キャリア支援室長から「就職・進学状況とキャリア支援の取り組みについて」の報告が行われました。また、当日は、委員会に先立ち校内施設等の視察も行われました。

各外部評価委員からは、教育研究等の改善に資する貴重な意見や提言が数多く出され、本校では、それらを今後の学校運営の改善につなげていくこととしています。

会議写真 視察写真

<本件担当>
総務課課長補佐 古賀
0942-.35-9303

第12回高専ハカセ塾開催しました

第12回の高専ハカセ塾は、12月8~9日にかけて、国立阿蘇青少年交流の家での一泊研修を行いました。この研修は9月末(第7回)に予定されていましたが、台風の接近が予想されたため、一旦中止した後、再度企画して実現に至りました。

初日はまず、平成28年度熊本地震で生じた、益城町の堂園地区と谷川地区の断層を見学しました。
これらは天然記念物に指定されており、地震の凄まじさを実感しました。
交流の家では研修として、各高専が今までに学んだことで最も印象に残っていることを発表しました。
小学生は高専ロボコンの見学、中学生は久留米の和算を紹介しました。模造紙を使って他の参加者に分かりやすく説明していました。

2日目は阿蘇中岳の火口を見学する予定でしたが、残念ながら風向きが悪いため、火山博物館を見学したあと、京都大学地球熱学研究施設火山研究センターを訪問しました。

2日間の研修を通じて地震や火山などに関する知見を深めるとともに、発表の準備など共同で行うことにより、互いの親睦を深めることもできました。

↑ 益城町の断層見学 ↑ 発表用の資料作成

 

~「高専ハカセ塾」とは~
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施されるものです。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

第11回高専ハカセ塾開催しました

12月1日(土)久留米高専において、高専ハカセ塾第11回目の授業を開催しました。

今回の講義は、一般科目(理科系)数学の松田康雄教授による「久留米の和算」でした。
和算とは、江戸時代に日本で独自に発達した数学です。現在、私たちが学んでいるのは明治時代に伝わった西洋の数学(洋算)ですが、和算は洋算に劣らぬ高度なものでした。
実は、私たちが数学を日本語で学べているのは和算のおかげで、日本のように数学を母国語で学べる国は少ないのだそうです。というのも、例えば、方程式、微分、積分などといった言葉は、その概念が無ければその国の言葉で訳すことができないわけですが、日本の和算はそれらに対応できるものだったからこそ、日本語の数学用語を使うことができているのです。

授業では、そんな和算の歴史を学んだ後に、かつて寺子屋で使われていた教科書「塵劫記(じんこうき)」に掲載されていた問題などを基にして解いていきました。計算機を使う問題、三角形や四角形の紙を使って指定された図形を作成していく問題など、論理的思考力だけでなく、発想力や柔軟性、創造性が問われるものがたくさんあり、和算を生み出した日本人の知力の高さを体感する時間ともなりました。

↑ みんなで電卓を使って計算中 ↑ “断ち合わせ”で図形作成に挑戦

 

~「高専ハカセ塾」とは~
高い意欲や能力を有する小中学生を発掘し、将来の科学技術イノベーションを牽引するような傑出した人材を育成することを目的としたもので、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「ジュニアドクター育成プログラム」の採択事業として、有明高専・熊本高専・久留米高専の合同企画により実施されるものです。
公式HP:http://www.ie.ariake-nct.ac.jp/hakase/

 

<本件担当>
総務課研究推進係
電話:0942-35-9333

平成30年度第2回教育改善会議を開催しました

12月3日(月)に九州産業大学人間科学部臨床心理学科の窪田由紀教授を講師として招き、平成30年度第2回教育改善会議を開催しました。

教育改善会議では、「学生の事件・事故の予防と対応 ~学生の自死予防を中心に~」をテーマとして事例を交えた講演が行われ、終了後は、参加した教員から活発に質疑が行われ、有意義な会議となりました。

 

<本件担当>
学生課
電話:0942-35-9315

 

冬季一斉休業のお知らせ

 

 久留米工業高等専門学校では、下記のとおり冬季一斉休業を実施いたします。

 一斉休業期間中は、全ての部署の業務を休止し、窓口等を閉鎖しますので御理解と御協力をお願いいたします。

一斉休業期間:平成30年12月28日(金)~平成31年1月3日(木)

緊急連絡先:守衛室(正門横) 0942ー35ー9320(警備員対応)

 

 

「第19回日本数学コンクール・日本ジュニア数学コンクール論文賞」において 銀賞受賞しました

名古屋大学主催の「第19回日本数学コンクール・日本ジュニア数学コンクール論文賞」において、本校制御情報工学科3年の川添裕功さん、楢原晃都さんが銀賞を受賞しました。

このコンクールは、「日本数学コンクール」「日本ジュニア数学コンクール」「論文賞」で構成され、今回、本校2名が銀賞を受賞した「論文賞」は、4つの論文テーマの中から1つ、または複数を選択し、数学的思考力、探求心、創造性を用いて解答を考察し、論文にまとめるというものです。

2人は課題問題にチャレンジし、図形ソフトを駆使して一般化を試みました。今後は、正多角形だけでなく、一般の凸多角形に対して研究を進め、平面曲線の表現,さらに空間図形への応用が期待されます。
※一般化とは、論理学で、さまざまな事物に共通する性質を抽象し、一つの概念にまとめること。概括。普遍化。

 

(出展内容)

論文テーマ.  の式と絶対値の組み合わせだけの簡単な等式で様々な凸多角形を表せ。また、凸多角形を表すできるだけ単純な(美しい)等式を見つけよ。

解答例.正三角形の周と内部を表す等式  |x+√3 y-1|+|2x+1|+|x-√3 y-1|=3

川添 裕功さん、楢原 晃都さん 賞状

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

 

「第10回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト」において佳作受賞しました

東京理科大学主催の「第10回 坊っちゃん科学賞 研究論文コンテスト」において、本校制御情報工学科2年の樋口陽介さん、藤本渡亜さん、吉田岳広さん、桑原港さんのグループが佳作を受賞しました。

このコンテストは、科学技術、環境・生態保護、災害、省エネ関係、実験器具の開発、及び地域に根ざした研究テーマ等に関する高校(および高専)生対象の研究論文コンテストです。

本校の4名は、江戸時代、久留米藩の藩主であった有馬頼徸(ありま よりゆき)が著した「拾璣算法(しゅきさんぽう)」という和算の本に書かれている和算の問題を研究し、論文にまとめました。

藤本 渡亜さん,吉田 岳広さん,樋口 陽介さん,桑原 港さん 表彰状

 

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317

祝勝会を開催しました

11月8日(木)に本校ウェーブホールにて、西田後援会長をお招きし、「第53回全国高等専門学校体育大会」及び「全国高等専門学校第29回プログラミングコンテスト」の祝勝会を開催しました。
祝勝会には、「第53回全国高等専門学校体育大会」で全国優勝した女子バレーボール部及び全国準優勝した硬式野球部、「全国高等専門学校第29回プログラミングコンテスト」の競技部門で特別賞を受賞したプログラミングラボ部が参加し、三川校長をはじめ、西田後援会長、石丸学生主事、中川学生会中央執行委員長から健闘を称える言葉や、今後に対する激励の言葉が贈られました。
また、各部の代表者からは、大会を終えての感想や今後に向けての一言を述べていただき、次回の大会での再チャレンジを誓う言葉や指導者・関係者への日頃の感謝が伝えられました。
今後も久留米高専 各部活動の更なる飛躍に期待します。

なお、本祝勝会は、今年11月に後援会よりウェーブホールに寄贈いただいたテーブルおよび椅子にて、実施させていただきました。
日頃より本校の学校教育活動に対し、御支援と御協力を賜り厚く御礼申し上げます。

集合写真
乾杯の様子
各代表者スピーチの様子

<本件担当>
学生課学生生活支援係
電話:0942-35-9317