久留米高専では、7月に一般社団法人日本ゴム協会九州支部と締結した連携・協力協定にかかる事業の一つとして、8月23日(火)から8月26日(金)の4日間、「第4回ゴムの実践技術講座(実習)」を開催し、生物応用化学科渡邊勝宏准教授、権藤豊彦技術職員、神野拓也技術職員が講師を務めました。
本講座では、「練りと加硫における亜鉛華とステアリン酸の挙動追跡」と題して、密閉型二軸混練機によるゴムの混練中における亜鉛華とステアリン酸の分散状況について様々な視点から解析し、併せてその分散状態が加硫特性や力学特性にどのような影響を及ぼすかの追跡調査の実習を行いました。
初日、三川譲二校長による開講の挨拶のあと、早速実習が開始され、最終日には、実習を通して得た結果について、受講生が発表を行いました。
今回は、社会人だけでなく、九州大学の学生も受講しており、受講生は講師らと積極的に意見を交わしながら、実習を受けていました。
異なる条件で練ったゴムの加硫特性評価
電子顕微鏡による分散状況の評価
発表の様子
閉講式