一般社団法人日本ゴム協会九州支部「第4回ゴムの実践技術講座(実習)」を開催しました

久留米高専では、7月に一般社団法人日本ゴム協会九州支部と締結した連携・協力協定にかかる事業の一つとして、8月23日(火)から8月26日(金)の4日間、「第4回ゴムの実践技術講座(実習)」を開催し、生物応用化学科渡邊勝宏准教授、権藤豊彦技術職員、神野拓也技術職員が講師を務めました。

本講座では、「練りと加硫における亜鉛華とステアリン酸の挙動追跡」と題して、密閉型二軸混練機によるゴムの混練中における亜鉛華とステアリン酸の分散状況について様々な視点から解析し、併せてその分散状態が加硫特性や力学特性にどのような影響を及ぼすかの追跡調査の実習を行いました。

初日、三川譲二校長による開講の挨拶のあと、早速実習が開始され、最終日には、実習を通して得た結果について、受講生が発表を行いました。

今回は、社会人だけでなく、九州大学の学生も受講しており、受講生は講師らと積極的に意見を交わしながら、実習を受けていました。

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異なる条件で練ったゴムの加硫特性評価
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電子顕微鏡による分散状況の評価
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発表の様子
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閉講式

イノベーション・ジャパン2016に出展しました(松山生物応用化学科准教授)

科学技術振興機構(JST)と新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)主催のイノベーション・ジャパン2016~大学見本市~が、8月25日(木)、26日(金)の2日にわたり東京ビッグサイトにおいて開催されました。

このイベントは、今年で13年目を迎え、過去にも数多くの大学等の研究シーズが企業関係者に発表・展示されており、これを契機として共同研究や技術移転、ライセンス供与が行われています。

今年も、500を超えるベンチャー企業や大学等が参加し、ビジネスマッチングの促進を図るため、研究成果や開発技術の展示、プレゼンテーションやセミナー等の情報の発信を行いました。

久留米高専からは、松山清准教授(生物応用化学科)が「ナノフルイドとしての超臨界流体を用いたナノ粒子の分散・固定化・複合化」と題して出展し、パネルやPCのスライドを利用した説明を行い、多くの来場者から熱心な質問を受けていました。

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来場者に説明を行う松山准教授(写真左)

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出展ブース

生物応用化学科渡邊准教授がえーるピア親子科学教室で講師を務めました

去る8月8日(月)、久留米市の生涯学習センター施設「えーるピア久留米」において、小学生とその保護者を対象に開催された『親子科学教室 我が家は温泉プロジェクト 入浴剤を作ろう!』で、昨年に引き続き、本校生物応用化学科の渡邊勝宏准教授が講師を務めました。
教室では、まず初めに渡邊准教授から温泉の種類、炭酸泉などについて説明が行なわれ、その後同准教授の指導のもと、小学生とその保護者が一緒になって、入浴剤(バスボム)づくりを体験しました。
参加方からは「身近に使っているバスボムを自分の手で作れたから楽しかった」、「おうちでもつくってみたい」などの声が聞かれ、初めての入浴剤づくりを楽しんだ様子でした。

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入浴剤づくりの様子
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水を加えてブクブクしゅわしゅわ体験