ビジネス英語についての講演会が開催されました

7月15日(水)、久留米高専において、松井 博氏(元 米アップル社シニアマネージャー、現 作家・経営者)を講師に招き、「ビジネスに必要な世界で通用する英語」と題し、学生・教職員・久留米高専技術振興会のテクノネット久留米会員を対象に講演会が開催されました。

松井氏による久留米高専での講演は、昨年度に続き2回目。今回はシリコンバレーやフィリピンなど海外のビジネス現場での経験に基づき、ビジネスに必要な「読む・書く・聞く・話す」の英語力、とりわけ、「読み・書く」力の大切さ、その際の学習で実行すべき事柄などについて、ユーモアを交え、丁寧にかつ具体的にお話しいただきました。

講演後の質疑応答では、英語感覚の養い方や発音のトレーニング方法など英語力向上に関する質問から、世界における日本人の活動の優位性、アジアの英語教育事情、日米の教育や労働事情の違いに至るまで幅広い質問があり、学生を中心とした活発な質問に対する松井氏のグローバルな視点による回答に参加者は一様に感銘を受けていました。

講演会は予定時間を大幅に超過するほどの盛会で、参加した学生からは「自分が今まで触れたこともないような世界の話を聴くことができて非常に貴重な時間を過ごすことができた。英語学習に関する認識を改めるよい機会になった。」などの声が寄せられました。

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講演会の様子

 

 

佐賀城本丸歴史館において蒸気機関車の試走実演を実施しました

久留米高専は、去る7月18日佐賀県立佐賀城本丸歴史館の特別展「幕末佐賀藩の挑戦」の関連イベントの1つとして、蒸気機関車模型の試走実演を行いました。

この模型は、久留米市出身の発明家からくり儀右衛門こと田中久重が佐賀藩精煉方所属時に完成させた蒸気機関車のひな型を基に、久留米高専が復元し、製作したもの。

蒸気機関の原理について簡単な説明の後、蒸気機関車が蒸気を吐きながらレールの上を走り出すと、子どもたちから驚きの声や歓声が上がりました。

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蒸気機関車を見つめる子供たち

久留米高専学生寮にてタイの特別聴講学生との交流会を開催しました

学生寮では、7月3日 (金)、タイの大学等から受け入れている特別聴講学生との交流会を開催し、約50名が参加しました。

最初に、タイの学生から母国の食事や文化などの紹介があり、続いて、彼らが学ぶ大学(モンクット王工科大学北バンコク校など)の紹介がありました。

また、本校からは、学生寮の寮生会役員らが英語により日本の文化や行事などを紹介しました。

最後に、本科に在籍するマレーシア、バングラディシュなどの留学生を交えた『たこ焼きミニパーティ』が行われ、交流会は大いに盛り上がりました。

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交流会の様子

第4回文化部発表会を開催しました

6月27日(土)文化部発表会が開催されました。以前は「音楽祭」として開催されていましたが、文化局の展示も併せて開催されるようになり、今年で4回目になります。当日はあいにくの空模様でしたが、雨の中1,255名が来場しました。

発表会では、ロボットコンテスト部、鳥部、自然エネルギー同好会、新聞文芸部、美術部、プログラミングラボ部、写真部による日頃の活動で創った作品等の展示が行われ、また、ステージ上では、吹奏楽部、ピアノ同好会、軽音楽部等の演奏やダンス愛好会が練習成果としてダンスを披露したり、その他、団体コンテスト・一年生コンテスト・ゲーム大会などで大いに盛り上がりました。なお、一年生コンテストは材料工学科(生物応用化学科と同率)が、展示コンテストは写真部が優勝しました。

この発表会は、実行委員長の川嵜 靖広君(制御情報工学科4年)を中心に、実行委員が企画から当日の運営までのすべてを担当し、見事なチームワークにより、素晴らしい文化部発表会となりました。このようなイベントを通して、技術者に必要な企画力・コミュニケーション能力を養成するのが高専教育の良さであり、社会において活躍できる人材に育ってくれることが期待されます。

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文化部発表会の様子

女子学生向けの防犯講習会を開催しました

7月1日(水)、福岡県警察久留米警察署生活安全課の協力の下、女子学生を対象にした防犯講習会を開催しました。
最近福岡県内では女性に対する性犯罪が増加傾向にあるとのことで、講習会では、犯罪の手口やその防止対策、簡単な護身術などを解説していただきました。
警察署の方から「防犯は見た目が大切!」というお話もあり、夏休みを目前に控え、女子学生たちは緊張感をもって受講していました。

 

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茶道部がタイの特別聴講学生を招いてお茶会を開催しました

去る6月24日(水)本校茶道部がタイの特別聴講学生を招き、お茶会を開催しました。

本校では、6月1日から(一部の学生は5月11日又は5月25日から)7月17日まで、タイのカセサート大学、モンクット王工科大学ラカバン校、モンクット王工科大学北バンコク校の3大学より合計14人を受け入れており、今回日本の文化に触れてもらおうと茶道部が企画しました。

タイの学生たちは、畳の上での正座に当初は戸惑い、足もしびれたようでしたが、タイを含む東南アジアでは日本の抹茶を使ったお菓子が大人気で、お茶やお菓子がどのようなものか興味津々のようでした。

一方、茶道部員たちは、英語での話に最初は緊張した様子でしたが、作法について伝えたり、お菓子とお茶の味を尋ねたりするなど、対話を通じて互いに打ち解けあい交流を深めることができました。

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お茶会の様子
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水分補給講習会を開催しました

去る6月24日(水)、主に体育局のクラブに所属する学生を対象に水分補給講習会を開催し、200人以上の学生が参加しました。

梅雨が明けると夏の暑さが本格的になり、7月中旬からは九州沖縄地区国立高等専門学校体育大会等が始まることもあり、熱中症の発症を防ぐとともに、大会でベストパフォーマンスが発揮できるように、大塚製薬株式会社健康管理士一般指導員 川田力愛 氏を講師に招き水分補給の大切さについて説明をうけました。

講習会では、熱中症により年間4万人以上が救急搬送されていること、10代ではスポーツ中が最も多いこと、高学年の学生は低学年の体調に気を付けること、スポーツをする時には30分に一度は給水すること、朝食はしっかり取ることなど、熱中症の発症状況と予防方法について分かりやすく説明されました。この講習会で得た知識を生かし、今後、高専体育大会で自分の力を十分に発揮し、活躍することが期待されます。

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水分補給講習会の様子

インターンシップ参加学生を対象にビジネスマナー講習会を開催しました

6月17日(水)、夏季休業期間にインターンシップに参加する学生を対象として、寮及び学生食堂の食堂業務を委託している株式会社魚国総本社九州支社の協力を得て、ビジネスマナー講習会を開催しました。
この講習会は、学生会中央執行副委員長 見良津 凛 君(機械工学科4年)を中心に準備が進められ、放課後開催、自由参加という条件にも関わらず、144名の学生が参加しました。
当日は見良津君が司会進行を行い、同社総務部人事総務グループリーダーで接遇トレーナーである田川 剛氏が講師を務めました。
田川氏は、インターンシップで、社会人とともに仕事をするにあたり「服装・身だしなみ」・「時間厳守」・「挨拶」・「表情」・「事前準備」の重要性を説明し、お辞儀の仕方など参加者に体験させながら熱心な指導を行いました。
講習会を終えた参加者からは「社会人としての“形式”を整えることも重要ですが、そこに心を込めることが大切です」という話が特に印象に残ったとの声が聞かれました。
この講習会で学んだ事がインターンシップだけでなく、今後の就職活動にも活かされることが大いに期待されます。

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田川講師(写真左)と見良津君(写真中央)
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お辞儀の指導
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ビジネスマナー講習会の様子