久留米高専では、去る7月2日(水)、福岡県若者しごとサポートセンターの協力を得て、本科4年生及び専攻科1年生を対象とした「出前型就職活動準備セミナー」をD4教室で開催しました。
これは学生の就職及び就職活動に対する意識を高めることを目的に、毎年開催しているもので、今年は約140名の学生が参加しました。
本セミナーでは、同センターの大多正人講師から、まず就職問題懇談会での申合せなどを受け来年度から一般的な採用スケジュールが4ヶ月後ろ倒しになるとの説明があり、次に就職に対する意識として、「なぜ高専に入学したのか?」、「なぜ高専を選んだのか?」という問いから自己分析を行い、企業選択の志望動機の検討や未来の自分像を描いてほしいといった講話がありました。また、高専生は就職に恵まれていることから、一般の大学生に比べてのんびりしている傾向が見られるため、今から企業研究やSPI対策をしっかりとやっていてほしいとの要望も打されました。
1時間30分ほどの時間でしたが、参加した学生は熱心にメモを取るなど、間近に迫った就職活動の開始を意識して最後まで真剣な表情で講師の話に聞き入っていました。