久留米高専は、去る7月31日に創基75周年・高専創立50周年記念事業公開講座として、小中学生を対象に『化学への招待~楽しい生物・化学教室~』を開催しました。
最初に、開講式・記念撮影が行われ、受講生38名は2つのグループに分かれ、生物応用化学科の教員による指導の下で、化学実験(色と発光を観察しよう)と生物実験(生物の設計図をのぞいてみよう)を行いました。
化学実験では、生活の中で使われている色素の仕組みについての説明があり、6種類の実験を通して、化学反応が演じる色の変化を観察しました。生物実験では、ブロッコリーのDNA抽出、光る物質を作る遺伝子を組み込んだ大腸菌の観察及び葉脈標本できれいな「しおり」作りを行いました。
参加した小中学生たちは、時がたつのを忘れるほど熱心に実験を行い、不思議な生物・化学の世界を体験することができ、生物・化学への興味が一層深まった様子でした。