令和5年度 第5回「久留米高専ハカセ塾」を開催しました

11月11日(土)、久留米高専において、「久留米高専ハカセ塾」第5回目の講座を開催しました。

今回は、機械工学科の教員を講師に迎え、「3次元CADを用いたデジタルものづくりの体験」と題した、三次元CADを用いた設計体験を行いました。

前半は、三次元CADの使い方の練習としてマニュアルを参照しながら燭台などのチュートリアル用モデルの作成を行いました。初めて触るソフトウェアでしたがすぐに操作に慣れていきマニュアルを参考にお手本通りのモデルを作ることができました。

後半は、3Dプリンターを用いたデジタルものづくりの体験としてオリジナルのモデルデータ作成を行いました。受講生は3Dプリンターで実際にモデルを印刷する様子を見ながらどんなものを作ろうかと思いを巡らせていました。中には複雑なモデルを作成しようとチャレンジする受講生もいて、学生メンターのアドバイスをもとにどうすればこの形をモデルとして再現できるかと考えながら作業を進めていました。

午前中から一日を通しての講座でしたが受講生は講座終了間際まで集中してモデル作成に取り組んでいました。講座終了時には季節のイベントにちなんだ小物やリアルな生物など思い思いのモデルが出来上がりました。出来上がったモデルは3Dプリンターでプリントし後日受講生のもとへ届けられる予定です。

 

教員によるベースのスケッチング方法の説明 学生メンターによる操作指導の様子
モデル作成の様子 3Dプリンターの印刷の様子とサンプル達

 

―「久留米高専ハカセ塾」とは―

久留米高専STEAM事業の採択課題として、次世代科学技術を担う「傑出人財」(人財とは社会の財産となりうる人材)を発掘・育成します。高専が科学技術とものづくりに強く、機械・電気・制御・生化・材料の、幅広い技術分野を学ぶことができる点などの特徴を活かしたプログラムです。

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333