学生が講師となり市内小学生を対象としたプログラミング教室を開講

去る12月26日(月)・27日(火)の2日間、久留米市教育センターにおいて市内の小学生を対象としたプログラミング教室を開講しました。

この催しは、久留米市におけるGIGAスクール構想推進のため、整備したICT環境の活用し、すべての子どもたちの可能性を引き出す、個別最適な学びと、協働的な学びの実現を目指す久留米市の目標に対して本校が依頼を受け開講したもので、久留米高専の学生(電気電子工学科4年生の明石凜太郎さん、同学科4年の渡辺広さん、制御情報工学科3年生の黒岩勇心さん、電気電子工学科2年の永利謙太さん、制御情報工学科2年生の藤本昊平さん)が講師となり、抽選で選ばれた小学生74名が受講しました。

参加児童は始めに、プログラミングの概要説明を受けた後、プログラムの基本構造である、逐次実行(順次)、反復(繰り返し)、条件分岐(選択)などについて学習しました。その後、ノートパソコンでプログラムを組んで自動走行させることができるロボット「Smart Cutebot」を用いて、ライントレース経路の黒い線の上を自動で走行するプログラムを実装させる実習を行いました。参加児童は好きな経路を選び、ラインの上を周回できるまで、試行錯誤を繰り返しながらプログラムのデバッグ作業に夢中になっていました。最後に、次にmicro:bitを使用する児童たちのために、作成したプログラムをリセットし、後片付け、アンケート回答を行ったのち、修了証書の授与を行いました。

参加児童からは、「とても楽しく,分かりやすく,面白い教室でした。」、「家でもプログラミングをしてみたいなと思いました。」など、多くの感想が寄せられました。

 

講師を務める本校学生の挨拶 ロボコンのデモンストレーションの様子
プログラミングの指導を行う本校学生 ライントレース経路で走行させる児童

 

 

<本件担当>

久留米高専総務課研究推進係

電話:0942-35-9333