久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

材料システム工学科 小袋由貴

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氏名(日本語) 小袋 由貴
氏名(英語) OBUKURO Yuki
学位 博士(工学)
所属(日本語) 材料システム工学科
所属(英語) Dept. of Materials System Engineering
専門分野(日本語) 材料化学
専門分野(英語) Materials Chemistry
主な研究業績

[1] First-principles study on electronic structure of LaYbO3 with MBJ-LDA +U approach, Y. Obukuro, K. Ninomiya, M. Arai,Y. Okuyama, G. Sakai, S. Matsushima, Comput. Mater. Sci., 126, 7-11 (2017).
[2] Effects of La doping on structural, optical, electronic properties of Sr2Bi2O5 photocatalyst,Y. Obukuro,S. Matsushima,K. Obata, T. Suzuki, M. Arai, E. Asato, Y. Okuyama, N. Matsunaga, G. Sakai, J. Alloys and Comp., 658, 139-146 (2015).
[3] Formation of CaFe2O4 porous structure by addition of Zr in mali c acid complex, Y. Obukuro, K. Obata, R. Maeda,S. Matsushima, Y. Okuyama, N. Matsunaga, G. Sakai, J. Ceram. Soc. Jpn, 123[10] 995-998 (2015).
[4] Electronic structure of Eu-doped SrAl2O4 using modified Becke-Johnson exchange potential, Y. Obukuro, S. Matsushima,H. Nakamura, M. Arai, H. Yamada, C.H. Xu, Solid State Comm., 186, 46-49 (2014).

コメント

古くから土器や陶磁器として人類に利用されてきた金属酸化物は,使用する原料や化学組成,合成方法,形状付与の全ての過程で精密に制御されることにより,物理的・化学的に極めて多彩な特性を示します.当研究室では,酸化物系ファインセラミックスについて,光触媒や電気化学デバイス材料への応用展開を目指した材料設計に取組んでいます.具体的には,(1) 高比表面積を持つBi 系またはFe 系複合酸化物の合成方法の検討,(2) 複合酸化物に対する異種元素の添加効果を研究しています.調製した試料粉体の物性評価(結晶構造,粒子形態,光学特性等)とともに,固体物性の本質を理解するために量子力学に基づく固体電子構造解析にも挑戦しています.

研究キーワード

無機工業材料,無機材料・物性,光触媒

研究シーズタイトル

複合酸化物微粒子の合成と可視光応答型触媒への応用

研究シーズ概要

ビスマス系複合酸化物微粒子の合成と可視光応答型光触媒への応用