久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

材料システム工学科 小林領太

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氏名(日本語) 小林 領太
氏名(英語) KOBAYASHI Ryota
学位 博士(理学)
所属(日本語) 材料システム工学科
所属(英語) Dept. of Materials System Engineering
専門分野(日本語) 磁気物性
専門分野(英語) Magnetic properties
主な研究業績

[1] R. Kobayashi et al., “Acceleration of B2/L21 order-disorder transformation in Ni2MnAl Heusler alloys by in-magnetic-field annealing”, JMMM., 547, 168908 (2022)
[2] R. Kobayashi et al., “Dual acceleration of - transformation in MnAl induced by Zn-addition and in-magnetic-field-annealing”, Mater. Trans., 62 124-129 (2021)
[3] R. Kobayashi et al., “In-field annealing and quenching for ferromagnetic MnBi under 19T”, IEEE Trans. on Magn., 55, 1000204 (2019).
[4] R. Kobayashi et al., ““Effects of annealing temperature and magnetic field on the – phase transformation in Mn-Al alloys”, Materials Transactions, 58 1511-1518 (2017)

コメント

 磁場と聞くと磁石,リニアモーターカーやM R Iなどを想像する人が多いのではないでしょうか.このように磁場が産業に使われる場面が増えてきました.しかし,材料合成に対する磁場効果の研究は十分ではありません.
地磁気の10万倍以上大きな磁場は,温度や圧力のように,物質の反応や合成を制御することができる重要なパラメータです.磁場には物質が持つ磁性の違いで,反応・合成の促進や抑制などさまざまな効果があります.磁場を用いた研究は金属以外にも,セラミックなどさまざまな材料で行われており,さまざまな分野で磁場利用が期待されます.
ネオジム磁石から超伝導磁石(鹿児島大学,東北大学などで利用)まで,さまざまな強度の磁場を物質に印加して,現象の解明に取り組んでいます.

研究キーワード

磁気物理,磁気科学,磁場,磁性

研究シーズタイトル

磁場を用いた材料開発および磁気物性評価