久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

機械工学科 上野虎太郎

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氏名(日本語) 上野 虎太郎
氏名(英語) UENO Kotaro
学位 修士(工学)
所属(日本語) 機械工学科
所属(英語) Dept. of Mechanical Engineering
専門分野(日本語) 鉄鋼材料学
専門分野(英語) Ferrous Materials
主な研究業績

[1] 低炭素ラスマルテンサイト鋼のミクロ組織と加工硬化挙動に及ぼすマンガンの効果(鉄と鋼 Vol. 110,2024)
[2] 局所的なひずみの不均一分布とマクロな応力-ひずみ曲線を同時に再現する試み(鉄と鋼 Vol. 110,2024)
[3] Bridging between heterogeneous local strain distribution and macroscopic stress-strain curves(ISIJ International, Vol. 64, 2023)

コメント

人類の鉄器の利用は紀元前3000年ごろまで遡る.それ以来,現在に至るまで「鉄器時代」が続いている.資源の豊富さ,生産性,機械特性などの観点から構造用材料としての鉄鋼材料を完全に代替する材料はなく,今後も「鉄器時代」が続くと考えられる.自動車には,車体を作る構造用部品はもちろん,動力源であるエンジンやモータにも鉄鋼材料が使用されている.先進国では,自動車の環境性能や安全性能について厳しい要求がある.これらの要求を満たすためには,高強度・高延性の材料が必要である.鉄鋼材料においては,ラスマルテンサイト組織を持つ低炭素鋼の強度と延性のバランスが比較的良いことが知られている.産業利用を前提として,ラスマルテンサイト鋼の機械特性とミクロ組織の関係について実験およびシミュレーションを通して理解することを目的に研究している.

研究キーワード

鉄鋼,マルテンサイト,機械特性,ミクロ組織

研究シーズタイトル

マルテンサイト鋼のミクロ組織と機械特性

研究シーズ概要

マルテンサイト鋼のミクロ組織と機械特性