久留米工業高等専門学校 産学民連携テクノセンター

機械工学科 谷野忠和

顔写真 研究者情報
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氏名(日本語) 谷野 忠和
氏名(英語) TANINO Tadakazu
学位 博士(工学)
所属(日本語) 機械工学科
所属(英語) Dept.of Mechanical Engineering
専門分野(日本語) 流体工学
専門分野(英語) Fluid Mechanics
主な研究業績

[1] Dual Flow Deflector Casing for Performance Improvement of Cross-flow Wind Turbine, Tadakazu Tanino, Takeshi  Miyaguni, Shinichiro Nakao, Grand Renewable Energy 2014, O-Wd-19-3 (2014)
[2] Fatigue characteristics of high strength steel plates with plasma arc cut surfaces, Tadakazu Tanino, Yunbo Kho,  Hiroshi Yajima, Youichi Kayamori, Teppei Okawa, The 27th Asian-Pacific Technical Exchange and Advisory Meeting on  Marine Structures, pp.97-102, (2013)
[3] 二偏流板ケーシング付クロスフロー風車のケーシング傾き角と性能の関係, 谷野忠和,仲尾晋一郎,宮國健司,田口  啓太, ターボ機械, 第40巻, 第5号, pp.313-319, (2012)
[4] Influence of Reynolds Number and Scale on Performance Evaluation of Lift-type Vertical Axis Wind Turbine by Scale-  model Wind Tunnel Tests, T.Tanino, S.Nakao, T.Miyaguni, K.Takahashi, International Journal of Fluid Machinery and  Systems,Vol.4,No.2,April-June,pp.229-234, (2011)

コメント

 近年の異常気象など地球環境問題に対して,従来の化石燃料中心のエネルギー社会から,太陽光や風力など,環境負荷の少ない自然エネルギーを利用する社会への転換が急務です.そのような背景から風力発電については,大規模発電を中心に研究・開発が進められてきました.しかし,さらなるの普及のためには,洋上風車や中・小型風車の利用が期待されています.中・小型風車は,スマートグリッドなど電力網の転換が実現されれば,その有効利用は十分期待できると考えられ,現在,垂直軸型風車を中心に中・小型風車の高出力化を目的とした研究を行っています.
 また,船舶など大型構造部材に作用する力によって生じる応力集中には,その力の流れと形状の不連続性が関係し,流体の物体表面の形状と流れの剥離との関係に近く,それらの関連性を明らかにしたいと考えています.

研究キーワード

流体機械, 風力エネルギー, 計算力学,自然エネルギー

研究シーズタイトル

小規模発電用垂直軸風車の高出力化