学生の企画運営で本校創立50周年を記念してトン汁大会が実施されました

去る10月30日(木)に行われた「竹取」の後、「久留米高専創立50周年記念トン汁大会」が本校運動場で開催されました。「竹取」は、各学科の学生が体育祭のやぐらの看板に飾るため、地元高良山の孟宗竹を早朝から切り出して、高良山から担ぎ歩いて学校(片道7.5Km)まで運ぶもので、30年以上続く伝統行事となっています。

今回のトン汁大会は、本校創立50周年を祝して学生たちにより企画運営されたものです。当日は天候にも恵まれ、生物応用化学科3年篠原つぐみさんを長とし、学生有志が作ったトン汁が、竹を運搬した学生ややぐらを組んでいる学生に対してふるまわれ、その労をねぎらいました。

トン汁を食べた後は、5学科の応援団長が学生を集め、「ありがとうございました!」とトン汁を作った学生たちに感謝の言葉を述べ、さらに高専健児をアレンジした「かまえろー!高専トン汁、うまいか!」の掛け声のもと、「うまい、うまい、うまい!」と全員で大きな声を上げていました。

「トン汁大会」を企画した学生たちは、運営組織作り、鍋などの道具集め、材料の買い出しなど、多くの苦労を乗り越えて、良い経験になったようでした。なお、ふるまわれたトン汁の材料は趣旨に賛同した卒業生らの援助により購入されました。

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