令和5年度「久留米高専ハカセ塾」の成果発表会・修了式を開催しました

12月16日(土)、久留米高専において、令和5年度「久留米高専ハカセ塾」の成果発表会及び修了式を開催しました。

 

今年度、久留米高専STEAM事業の採択課題として、スタートした「久留米高専ハカセ塾」は、次世代科学技術を担う「傑出人財」(人財とは社会の財産となりうる人材)を発掘・育成し、高専が科学技術とものづくりに強く、機械・電気・制御・生化・材料の、幅広い技術分野を学ぶことができる点などの特徴を活かしたプログラムです。

成果発表会では、これまでのハカセ塾の講座の中で、受講生自身が興味を持ち、発表したいテーマを選んでもらい、調査し、製作や実験、考察したことをパワーポイントにまとめて発表しました。質疑応答では他の受講生や教員からの質問に堂々と答えていました。

修了式では、松村校長から一人ひとりに修了証書が授与され、「久留米高専ハカセ塾」のすべての活動を終了しました。松村校長からの挨拶の中で、「皆さんが普段目にする世界の裏側には工学をはじめとした、たくさんの世界が広がっています。ハカセ塾でチャレンジしたことは将来新しいものを作っていく上で非常に重要な原動力になりますので、今後も自身で探求を続けて頑張ってください。」との言葉がありました。

受講生11名の中には受験生(中学3年生)もいましたが、学業との両立も大変な中で、すべての講座をとおして、積極的に楽しそうに参加してくれました。受講生同士のコミュニケーションも盛んに見受けられ、お互いに切磋琢磨しながら、今後の成長の糧となるような貴重な経験となったようです。

本日の発表会もテーマについて探求したしっかりとした素晴らしい発表ばかりで、今後の活躍が期待されるものでした。

たくさんの可能性と未来にあふれた大変有意義な一日となりました。

 

成果発表中の受講生 発表内容に対する質疑応答
笈木産学民連携テクノセンター長による講評 修了証書授与
松村校長による挨拶 修了証書を手に全員で集合写真

 

―「久留米高専ハカセ塾」とは―

久留米高専STEAM事業の採択課題として、次世代科学技術を担う「傑出人財」(人財とは社会の財産となりうる人材)を発掘・育成します。高専が科学技術とものづくりに強く、機械・電気・制御・生化・材料の、幅広い技術分野を学ぶことができる点などの特徴を活かしたプログラムです。

 

〈本件担当〉

総務課研究推進係

電話:0942-35-9333