第一回高専マテリアルコンテスト キックオフイベントを行いました

9月4日(月)、5日(火)久留米高専にて第一回高専マテリアルコンテストのキックオフイベントを行いました。

出席者は鈴鹿高専より橋本先生と専攻科生、佐世保高専より西口先生と学生、久留米高専からは材料システム工学科の佐々木助教と学生6名、オブザーバーとして物質・材料研究機構(NIMS)より津崎先生が参加されました。
4日は開会式後に学内見学と実習工場見学、試験機見学、配管探傷ロボコンのロボット製作を見学しました。見学後、佐々木助教より『刀鍛冶と自由鍛造』『鉄の強化手法』についてレクチャーがあり、学生実験で行われているジョミニー試験を実践しました。その後グループに分かれ、学生間のアイデア意見交換、発表を行いました。
5日は自由鍛造実習体験、高圧機器分析室にて計装化シャルピーを使った衝撃試験体験を行いました。その後、シャルピー衝撃試験で、鉄はどれだけ頑張っているのかを体感すべく、一キロから五キロまで重量可変の砂袋を使った衝撃体験をしました。
学生さんのアンケートからも両日ともに大変好評を得ました。

 

当日の様子①

 

当日の様子②

 

当日の様子③ 当日の様子④

 

―『高専マテリアルコンテスト(高専マテコン)』とは―

材料工学、材料強度学の面白さ、不思議さという原点に楽しみながら触れてもらうべく、チームごとに配布された材料を自由に熱処理、加工を行った後、その衝撃値を競うイベントです。

 

 

<本件担当>

総務課研究推進係
0942-35-9333