中学生向け公開講座『エレクトロニクスサマースクール』を開催しました

久留米高専では、去る7月24日、25日にわたり、創基75周年・高専創立50周年記念事業公開講座として、中学生を対象に『エレクトロニクスサマースクール』を開催しました。

『エレクトロニクスサマースクール』では、電気電子工学科の教員の指導の下で、ライントレースカーを組み立てて、完成した車を使ったタイムトライアルを行いました。

ライントレースカーは走行コースに印された黒色の線をセンサーで感知して自走する車で、初日に組み立て作業を行った受講生たちは、ハンダ付け作業に悪戦苦闘していましたが、二日目に行われたタイムトライアルでは、完成した車に思い思いの調整を行い、レースに臨んでいました。レース中、コースアウトする車もありましたが、参加した中学生たちは真剣な表情でライントレースカーが進んでいく様子を見つめていました。

次に、ハンダ付けを行わないで  電子回路を組むことができてパソコン画面上の操作で電気信号の発生や測定もできる装置を用いて、小型スピーカーや小型マイクの実験を行い、音と電気信号の関係を学びました。さらに、モータの加速実験、太陽光発電系統連系実験、雷放電実験を見学し、電気電子技術のおもしろさを体験し、二日間にわたる公開講座を終了しました。

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