第8回 坊ちゃん科学賞 研究論文コンテスト(高校部門)

東京理科大学主催の科学コンテスト「第8回坊ちゃん科学賞研究論文コンテスト」において、電気電子工学科3年生の白水孝始さん、生物応用化学科1年生の古澤聖太さんが書いた論文が入賞し、10月30日(日)に東京理科大学葛飾キャンパスで表賞式が行われました。

本コンテストは、夏目漱石の小説「坊ちゃん」の主人公が東京理科大学の前身である東京物理学校卒業であることに因んで名付けられたもので、高校生(及び高専3年生まで)対象に科学への興味関心を高め、高校生の意欲に満ちた科学探究を広く奨励し表彰することを目的とされています。年々参加者が増え、今年は全国から62校、172点の応募があった中での入賞です。

白水孝始君の「すべて異なる確率」は、40人クラスでは、90%以上の確率で誕生日が同じ人がいるという現象を数学的に解析した論文です。

古澤聖太君の「円周率πの計算」は、円に外接する正多角形と内接する正多角形を利用して、円周率πの計算を試みた論文です。1年生ですので、今後数学を学んでさらに研究を発展させることが期待されます。

両名とも、関数電卓やエクセルを使って多くの数値実験を試みました。その結果を数値化し、理論化し、その証明を考えました。これは高専生ならではの研究だと感じました。

受賞論文名 受賞名 受賞者
すべて異なる確率 入賞 電気電子工学科 3年 白水 孝始
円周率πの計算 入賞 生物応用化学科 1年 古澤 聖太

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【写真】表彰式及び会場にて記念撮影、賞状